〇 りらのたまご 〇 

主にゲームの感想を駄弁る日記。最近はファルコムゲーの沼にドボンヽ( ̄▽ ̄)ノ※コメントは一身上の都合により受付停止に変更させていただきました。
主にゲームの感想を駄弁る日記。
最近はファルコムゲーの沼にドボンヽ( ̄▽ ̄)ノ
※コメントは一身上の都合により受付停止に変更させていただきました。
Deep Clear(ディープ クリア).

Deep Clear(ディープ クリア).

そう、それは自分のささやかな趣味を禁止され、意気消沈しながら病院に背を向け溜息をこれでもかと惜しみなく吐きだした22日のこと。

こんな時こそ自棄酒じゃないか…!と思いつつ、でもやっぱり薬飲まなきゃいけないうちは御酒は駄目だよなぁ…と思いなおし。かといってこのまま大人しく帰っても気分は絶対晴れないことは火を見るより明らかで。

正直、鉄分度が低い自分は今ホウレン草のおひたしが物凄〜く食べたいんですが。相も変わらず青野菜だか緑野菜だかは御値段がかなりはるし…(遠い目)



そもそもホウレン草だけ買うっていうのもなんかおかしい?



まぁ私という人間は御存知のとおり酷く単純な奴ゆえ、「!そうだ!御菓子でも買えば少しは幸せに浸れるかも…?!」…と。

手にしたホウレン草を元に戻し、(未だ慣れないヒールをカツコツ鳴らしながら)御菓子売り場へ猪突猛進に足を向けたんですが。


どうでもいいけど世のOLさんとか凄いね…!
なんであんな歩きにくい靴で歩けるの?!Σ


妙に感心しつつ、が――もう今日は凶日としか思えない。
ビスコ水色の奴しか無かった。゚(゚ノД`゚)゚赤が無い! 

ふんだりけったり………というわけで目当ての物が無い以上、
此処に居る理由は最早無い故ものの約二分でスーパーを後に。



―――嫌な御客でごめんなさい。
でも……でも私は赤ビスコ派なんだっ!!!。゚(゚ノД`゚)゚



そうして徐に鞄から自分の財布を取り出し、いざ睨めっこ。
如何せん師走というのは財布の紐がびろんびろんに緩む月らしく、う〜ん…今自分の前に聳え立つツタヤを前にどうするか――


酒もダメ菓子もダメ。
(たとえ今後咳が治ってくれたとしても)カラオケもダメ。
でもまだ仕事だって見つかって無いし…あぁあっ。゚(゚ノД`゚)゚ 


「このままじゃストレスま〜た溜まるぜ?」…と、
何故か男言葉な本能と。

「我慢は私の特技でしょ!我慢よ、我慢…!御金は計画的に!今は我慢!」…と、両拳を握って睨みつけてくる理性と。



いつもなら、いつもならば理性を優先させるが――
でも今回は……今回は本能、WINってことで…!!!
 


そして新刊コーナーにて、
(やっと本題に入りますが)―――私は出逢いました。



正直いつものようにメガネをしていなかったら、
十中八九出逢う事無かったであろう個人的屈指の漫画、
そう、『 こどものおもちゃ 』 特別番外編に…!!!


『こどものおもちゃ』……かつてりぼんっ娘だった人なら知ってると思うのですが、いかがだろう?

因みに私はなかよし→ちゃお→りぼんと流れて一時期……中学の時かな?三冊とも買ってたりした時期がありました。


いやはや、読み始めてしまうとなかなかどうして買うの止められなくてね(*´∀`*) 中学卒業の際にやっと卒業出来た体たらく。


えっと…この特別番外編はこの作者さんである小花美穂さんの作品『こどものおもちゃ』と『Honey Bitter』という二つをクロスさせた番外編で、尤も私は後者の方の作品は読んだことが無いんですが。



私が最後に読んだのは確か『アンダンテ』かな???



無論のこと数年経ってますし絵柄は多少変わってはいますが、
こどちゃらしさ顕在で個人的には全く違和感なく読めました♪
寧ろ内容としてはすごくよかった…!(*´∀`*)


というわけで以下、配慮の無いネタバレ感想ですので購入する気あるぞー!な人、そげな漫画は読んだこと無い!等などの御方はログアウトして下さい。

普段ならばまぁ…出来る限り?あまりネタバレしない程度に抑えるんですが、『こどものおもちゃ』はすごく好きな作品ゆえ今回は興奮のまま脈絡なく書き散らしているのでアシカラズ!







はい!というわけで読んだ初っ端すごくうけたのは、
何を隠そう玲君による秋人の浮気調査依頼でしたw



別件で何を依頼するのかと思えば浮気調査w
浮気調査と聴いた時、てっきり私は玲君の恋人である麻子さんの浮気調査かな?と思ったんですが対象が秋人って。゚(゚ノД`゚)゚ 


まぁ…芸能人の調査っていうのは基本探偵側も×でしょうし。玲君の中では相変わらず秋人は生意気なクソガキだそうで寧ろ「よしよしそれでいい」と妙に悦になる自分は果しておかしいのか。


尊敬に値しない年上には敬語使わん主義の秋人ですからね〜
紗南母には原作でもアニメでも昔からすごく礼儀正しいですし、
まぁ…そう考えるといいんではないかな?、なんて思う。



そして紗南と秋人はまさかの結婚済みっド━(゚Д゚)━ン!!



浮気調査言うぐらいだから結婚しててもおかしくないけど…
紗南が婿養子派だったからかな?物凄い違和感があるw

そんな話(プロポーズ)をどっちからしたんだっていう…… 直澄ならまだわかるがただでさえ甘い愛の言葉なんぞ一言も語れない男ですYO??


あと別居してるところにもうけたw (←そこはうけるところじゃないだろう)


相変わらず(変なことで)頻繁に喧嘩しつつ、
仲睦まじくやってるのかなぁとか思ったら…。
そしてそして紗南のお腹の中にはベイビーが!ド━(゚Д゚)━ン!!


お腹の中にいる自分の赤ちゃんを「チビ」というところはなんだか妙に紗南らしく。あとこどちゃの時から思ってたんですが出てくる御医者さん、妙に皆明るくないかw


まぁ浮気は無いだろとは思っていましたが、
しかし産むなら別れる発言は「う〜ん…」。


一度目に読んだ時は本当に秋人の自業自得、まさに紗南の言うとおり、「アンタが快楽に負けて避妊手〜抜くからでしょー!!自分で楽しんどいてそんなの許されないよ?!」…と思ったんですが。


HAHA、紗南は大人になっても明け透けですね〜(*´∀`*)
オブラートに包まない発言はなかなか懐かしいものがある。


だけど二度目の再読に差し掛かり、あれは妊娠がわかり早産の危険アリ(母体にも危険アリ)とわかって初めてフラッシュバックというか、自分の母親の時のことを鮮明に思い出して怖くなったんじゃないのかなぁ…と。


しかし秋人ってそんなに神経質だったっけw
髪の毛は紗南に切ってもらってるんですね♪


まだ紗南自身、何故秋人が産むなというのかちゃんと理由をわかっているからあれだけど、なんというか……秋人はあれですね。お前……もう少し言葉があるだろ、と。


「産むなら別れる」とか、
あれじゃ傍から聴くと兎に角「酷い男」にしか映らない。


珠里のように人の心が読める人間ばかりじゃないのだし…。
道理で紗南が断固として玲君に別居の理由を教えぬわけだ。


紗南のことが本当に大切なのはわかるけど秋人だって紗南の出生のあれこれを知ってるのだから、そんな只でさえ不安な時に一人にするなよ…と思ったり思わなかったり。


幾ら実家に帰ってるからって…(ぶつぶつ)
まぁ、迎えには一度行ったようですが腹見る度にあれじゃ…
結局また一日も経たず実家に帰られてしまうヘタレです(←)


何で読んだか忘れたけど、
確か夫が情けなくなることベスト1は嫁の実家帰りらしい。
「お産に男は役立たず☆」ってのがまた、ね♪(*´∀`*)
でも実際、本当そうらしい。


しかし子供が産まれるっていう電話であそこまで御通夜のようになる男もそう珍しい気がしますが、ああいう電話をもらう時の世のパパさんらは果してどうなんだろう?


やっぱり焦るものなのかな? けどあの、まだ失神もしていないのに「もうダメだ… 紗南シヌ 子もシヌ 皆シヌ…」の以下滅茶苦茶なマイナス思考の混乱ループは…



特にあれ、「元気に?シヌ」ってなんぞっ。゚(゚ノД`゚)゚



紗南は紗南で中から自分の腹を蹴ってくるチビに出てきたら変な名前(※羽山ホル代3世)つける気満々だしΣ


そういえばゆっさんは私があまりにお腹を蹴ってくるので当初産まれてくる前「こりゃ男の子だ」と思っていたらしいですが。足癖が悪いのは昔からでした(*´∀`*)

けど思うに赤ちゃんってのは別段腹を蹴ってるわけではないと思うのです。あれはさ、お腹が狭いからスペースを確保するために必死に足使って場所を作ってるんじゃないのかな!と。



7月26日――。
私が産まれたのは確かに8月8日ですが…
本当は7月26日に産まれてくる筈だった。



故にこの日は毎年母親にくどくどとその時のことを言われる為、お腹を蹴っていたのは自分のお腹の中での居場所作り、そして遅く産まれたのはゴロのいい時期をお腹の中で見計らっていたためだ!


……と、苦し紛れ且つ堂々と言い続けているのですが。
まぁ、私だったら産まれた瞬間・即正座させるわな(←)


「産まれる前から愛してたから、頑張って産んだのよ」という言葉は秋人にとってとても特別な言葉ゆえ、やっとその言葉で分娩室へと足を運びましたが……よかった!



ヒョウ羽山は健在でしたか!(そっち?)



甘い言葉は一言も言えないが、
珠里さんも吃驚して吹っ飛ぶ愛の気(?)は送れる秋人。
ああいう時に失神してしまうとやっぱり母体も危ないのかな?

産んですぐに大爆笑出来る紗南もすごいが、
それはそうとなんで秋人似ってところで爆笑するのかw
どっちかというと秋人の姉・夏美似な気がしたけれど。


そして直澄はまたなんというか……紗南とは相変わらず仲良しさんですが、本当に切ない。このペアも私は結構好きだったんですけどね。゚(゚ノД`゚)゚


紗南に対してずっと見返りを求め続けなかった直澄です。幸せになってほしい気持ちはあったけれど、紗南以外の女性を…と考えると妙な気持ちにもなるし… 

う〜〜ん……上手く言えないけれど、
これが一番いい展開だったのかもしれない。


そういえば秋人は空手道場と整骨院で働いていましたが、
やっぱりマッサージを施す人ってのはSなんでしょうか?


いや私もマッサージを施すと両親から必ずドSと言われますし……否定はしてきたがもしかしたら自分、実はドSなんだろうか…とちょっと思ったり思わなかったり。


正直ツボを押して「ぎゃぁああぁぁっ」って言われるとなんか妙に楽しいんですよね。「ちょっとうるさいよ〜」言いながら、またそこをギュッとグッと押すのが快感というか(*´∀`*) 


YさんもドMの人はドSにもなれるって言ってたしなぁ…
言われた時は何故にそれを私に言う?……と思ってたが。

もしかしたらこういうことなのかなぁ…と、
この漫画買った夜父親の悲鳴を聴きながらちょっと思った。
国家資格か…一つでOKなら私もその資格取りたかったな〜



ふぅ、漫画でここまで暑苦しく感想を書いたのは初めてでしょうか?『こどものおもちゃ』の魅力はシリアスと笑いがイイ感じに混ざり合ってるところだと私自身は思う。あとは子供の視点からっていうのも大きいけど。


個人的には笑えるだけの漫画はあんまり好きではないので…
そう考えると『フルーツバスケット』も屈指に入りますな。


なんというか、22年間色んな漫画を読んではいますが正直そこまで思い入れというか「これはいい!」って思えるのって実は少ないんですよね。


勿論好きなのは沢山あるんだけど、自分の中で本当にこの漫画は屈指に入るか?と思うと、失礼ながらそれはちょっと頷けないなぁ…的なのが大半。


勿論絵が綺麗とかギャグが最高とか、
そういう部分的なところで屈指と思える作者さんもいるけど。 

でもやっぱり個人的には読む上で中身は一番重要な事であり。
そう考えると今のところ私は上記の二作品が屈指かな〜…と。


人によって価値観やら基準は違うと思うので見る人によっては「えー、あれが?」と思う事も当然ながらあると思う。シリアスというか重いのが苦手な人には上記作品は多分ちょっと…だろうし。


人間色んなもの抱えて葛藤しながら生きてんのよ!的な、
そういう話の方が私個人は好感持てるんでしょうなぁ〜…
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